マルチスキルワーカーとは、複数工程の作業を受けもつ能力を保有する職人の事で、日本語では多能工という言葉になります。Handymanでは、それを更に進化させて「多機能工」と呼んでいます。「機」という漢字は、物事が起こる時の手がかりやきっかけ、チャンスという意味があり、機会や契機という熟語でも使われています。多機能工は現場での作業の他に、顧客接点やきっかけを得て、更に信頼関係を積み重ねることができる職人の事を意味します。
大工・設備・水道・内装・電気・ガス・塗装・外装・解体など、1つの建築現場に関わる業種は様々な専門分野があります。これは新築工事や大規模改修リノベーションだけでは無く、小規模なリフォーム工事でも同じ事がいえます。
例えば、お風呂の改装工事だけでも、解体~給排水給湯配管~土間コンクリート~ユニットバス組立~電気~ガス~大工~内装~外装など様々な業種の職方が必要となるばかりか、それぞれの職人さんが入るタイミングで材料や商品の搬入、また発生残材の回収手配などもあり、通常の工程ではこれらを分離発注して、それぞれの職人さんを手配し、現場でスムーズな仕事が出来るように段取りを行う現場監督が立会い、細かな指示を出していきます。
しかし、これらの作業を1人の職人が全てまかなう事が出来れば、工期やコストを抑える事が出来るばかりか、お客様にも複数の職人が入れ替わり現場に入るよりも、一人の職人が最初から最後まで責任持って施工する事による、安心感を得て頂くことが出来ます。
つまり、Handymanが目指している、「早い・安い・安心」のリフォームには、多機能工の育成が必要不可欠なのです。Handyman研修センターでは、日々、多機能工育成の為の訓練が実施されています。 是非、私たちと一緒にお客様に喜んでいただける仕事をしませんか。